嫌われる上司の特徴「ベスト10」パワハラ・モラハラ心当たりはない?

部下に嫌われる上司には特徴があります。一歩間違えるとパワハラやモラハラになりかねません。

部下はあなたをよく見ています。観察しています。あなたは一人で部下を見ていますが、部下は大勢であなたを見ています。

行動や言動は取り返しがつかない結果になりかねません。

離職の原因の1/3は管理体制の不満によるものと言われています。

今からでも遅くはない!心当たりがある上司(管理職)の人はチェックしてみましょう。

嫌われる上司の特徴

嫌われる上司には特徴があります。それを一つずつ見ていきましょう。

1.言ったことをすぐに忘れる

上司が言ったことというのは、指示に相当します。

書類作成を依頼したにも関わらず、提出すると「頼んだっけ?」と依頼したことすら忘れている。

Aさんに頼んだことを忘れて、Bさんにも同じことを頼む

明日は取引先へ出張だったよな?遅くなるだろうから直帰していいよ。と言ったにも関わらず帰って来なかったら電話してきて「なぜ帰ってこないんだ!直帰するなら報告しろ!」だって。

前回は「検査せずに出荷していい」と言ったにも関わらず、今回は「検査して出荷するのが当然だろ」と前回と違うじゃないか!

指示する言葉には責任を持たないと部下はついてきません。矛盾することが多いと部下からの信用をなくします。

2.部下への感謝の気持ちがない

部下も上司のために仕事をしているわけではないのですが、少なからずあなたの手助けをしています。

言い換えれば、部下がいなければあなたは仕事をできていないのです。上司はマネジメント能力を問われますから、言い方は悪いのですが、部下をうまく使って業績を上げなければなりません。

部下がやってくれた仕事に対して感謝の気持ちが必要です。

一言でもいいので「ありがとう。助かったよ」「よく頑張ったな」と個人的に声をかけてやることが大切です。

しかも、頻度は多いほうがいいと言われています。

3.部下の外観を否定する

部下の服装や外観は、業種にもよりますが、身だしなみに気を使わなければならない職種もあり、指導する必要があります。

しかし、身だしなみ以外の肌の色や顔つき、身長や体重のことを指摘するのは「パワハラ」にもなります。

とはいえ、社員や部下の健康管理も重要なことですので基礎疾患があれば検査を進めなければなりません。

4.私物をチェックする

  • デスクの引き出しを開けて中身をチェックする上司。
  • スマホの手帳型カバーの中に入れているカードをチェックする上司。
  • 服のブランドを毎回チェックする上司。
  • スマホ(携帯)のメールや写真をチェックする上司。
  • 愛妻弁当の中身を詳しくチェックする上司。
  • 財布の中身を「今日はいくら持ってきた」とチェックする卑劣な上司。
  • バックの中身をチェックする上司。

職権乱用ですね。部下だからと言って、ここまでチェックするのは異常です。完全なパワハラになりますのでやめて下さい。

5.不潔な上司

昨日から風呂に入っていないような悪臭を漂わせているような上司は部下に嫌われます。特の女性には引かれます。

上司である以上、お客さんや取引先の方など外部の方との接触も多い立場にあるのです。

外部の人と合うのは、会社の看板を背負っていることも忘れないで下さい。

散髪には定期的に行き、ヒゲはキレイに剃って、寝癖は直して出社しましょう。

これで、部下に嫌われるのは損でしょう。

6.コミュニケション不足の上司

部下はあなたへ何かを訴えようとしているかもしれません。相談しようとしているかもしれません。

部下の顔色を伺って、困っていそうだな。最近は仕事が辛そうだな。など察知して声掛けをしてあげて下さい。

これは理想的な上司ですが、酷くなると、締切日を連絡しいなかったり、一人だけ連絡するのを忘れていたりしていませんか?

日頃のコミュニケーションが取れていれば、突然、急な仕事をお願いしても「○○上司のためなら頑張ろう」となるのでしょうけど、日頃から部下のお願いや相談も聞いていないのに都合がいい話になりますよね。

7.事細かな指示をしすぎる上司

指示は大切なことですが、あまりにも細かい指示を出してしまうと部下は考える力もなくなりやる気も無くします。

仕事のやり方、進め方などを1~10まで指示することはやめて下さい。

部下をある程度は信頼すべきです。

あなたも上司から全て指示通りに動けと言われると息苦しくなるでしょう。それと同じですね。

8.昔のやり方を強要する

上司は、上司になる前はそれなりの成果を上げてきた方でしょう。

実績も上げてきた。だからやり方も間違ってはいない筈です。

しかし、時代も変化していっています。

昔は力技や根性でやれていた部分もありますが、今はパワハラになってしまいます。

俺がやっていた頃はこうやっていたんだ。同じようにやればできるはずだ。お前ができないだけだろ

俺が若い頃は、こんなの徹夜でやっていたぞ。甘ったれるな

今どき、根性論や徹夜なんてできません。

いつまでも昔の栄光に浸っていると取り残されてしまいます。

9.気分で仕事をする上司

例えば、野球の大ファンで、昨日の試合で応援しているチームが負けた時の次の日は機嫌が悪く、周りに当たり散らしているような上司は最悪ですね。逆に嬉しいことがあり、気分がいいからと言ってテンション高めで接しても部下はあなたのテンションについていけません。

家庭の事情を持ち込んで部下に当たるようなこともNGです。

部下にとって、上司の私情は全く関係ありません。

10.贔屓(ひいき)をする

相手によって指示の内容を変えるような上司は嫌われます。

Aさんには、すぐに終わるような簡単な仕事を依頼して、Bさんには毎回時間がかかるような面倒な仕事ばかりを指示するようでは上司失格です。

Aさんの仕事に対しては「凄くよくやってくれた。流石だな」

Bさんには全く褒めてあげないなどひいきをしてはいけません。

まとめ

上司である立場の方はこの記事を見られて、5個以上が該当するのであれば嫌われている可能性があります。

信用をなくすのは1日ですが、取り戻すには何年もかかります。理想の上司を目指して下さい。

 

部下の立場であるあなたは、この記事を見て、このような上司にはならないよう今から準備しておきましょう。

少しでも気にかけている方は理想の上司に近づけます。

参考 理不尽な上司の4つの特徴と対処法!ストレスをためない会社生活