今回は、生活系カテゴリーで「禁煙」について取り上げたいと思います。
これは、僕が実際に実践した体験談として記録します。
禁煙を考えている方は、今がチャンスだと思っています。なぜ、今がチャンスなのかをこれから説明していきます。
禁煙のきっかけ
まず、僕が禁煙をしようと思ったきっかけは何か?
それは、単純なことがきっかけでした。
ある金曜日に会社にタバコを持っていくのを忘れてしまいました。
会社についてタバコがないことに気付いたのですが、僕の会社は一度入門すると外出ができません。
だから、外に買いに行くこともできないため、どうしても吸いたければ誰かに貰うしかないのです。
また、僕の会社はコロナ感染の予防策として、マスクを外す喫煙所は1人ずつしか入室できない規則で、誰かに貰うにもタイミングが合わず、ズルズルと時間が経過していったのです。
結局、今まで30〜40本/日吸っていた僕が、この日は3本貰って吸っただけでした!
少し前から、タバコって何の特があるんだろう?やめれるものなら、やめたいな。と考えていたこともあり、もしかして、禁煙できるるんじゃない???と思ったのがきっかけでした。
禁煙宣言
自宅に帰って、改めて今日を振り返ると、今まで1日に40本近く吸っていたのに今日は3本だ。このまま吸わずに我慢してみようかな?
もう少し我慢してみて、行けそうだったらみんなに公表しようかな?と色々考えていました。
考えていると、ついついタバコに手が行き、これを最後に禁煙を開始しようと吸ってしまいました。吸い終わった後、やっぱりみんなに宣言して、後戻りできない環境にしなければ意思に負けてしまう。と思い、タバコも捨ててみんなに「禁煙宣言」をしました。
禁煙・吸いたい気持ちとの戦い
禁煙を開始すると「離脱症状」が必ず訪れます。この離脱症状はとても辛いもので、これに耐えられず禁煙を断念する人が多いようです。
僕もこの離脱症状には何度もめげそうになりましたが、僕が離脱症状を乗り切った方法を紹介していきます。
まずは、禁煙開始からの症状を説明して、次に対策を書いていこうと思います。
禁煙初日(金曜)
経験したことがある方は分かると思いますが、禁煙開始をして15分〜20分で、すでに吸いたい気持ちになってきます。ここで吸ってしまったら、終わりですね。グッと我慢しましょう。
しかも、吸いたい気持ちは3分位でおさまりますので、その3分をなんとか他のことをして紛らわせるのです。僕は、ペットボトルに冷たい水を入れおき、それを飲んで紛らわしていました。冷水を飲むことはかなりの効果がありました。
しかし、起きていると吸いたくなるので早めに寝ることにしました。(寝ている時間は吸いたくて起きることはありませんからね)
禁煙1日(土曜)
朝起きて、休日です。
タバコを吸っていたことで増加していた血液中の一酸化炭素が正常に戻り始める頃です。
しかし、朝ごはんを食べると、吸いたい気持ちがピークになってきます。
ここでも、僕は冷たい水を飲んで、すぐに歯磨きをしました。冷たい水を飲んで歯磨きをすることで吸いたい気持ちを抑制できます。
またまた起きていると吸いたくなってしまうので、ひたすら寝て過ごしました。1日経過した、この時期から離脱症状がもっとも辛くなってきます。
禁煙2日(日曜)
タバコによって失われていた味覚が正常に戻ってくるようです。
ご飯が今まで以上に美味しく感じられます。ついつい食べ過ぎてしまいますけどね。
離脱症状もまだまだ辛い時期が続きます。でも、ここを我慢ですよ。折角、2日間我慢できたのですから、あと1日我慢してみましょう。
僕は、相変わらずタバコを吸いたくなったら冷たい水を飲んで寝て過ごしました。Apple Watchの睡眠系のアプリで見ると1日の大半を寝て過ごしていおり「よくこれだけ寝れたな」と思うくらいです。
禁煙3日(月曜 祭日)
禁煙から3日が経過しました。やりました!
3日経つと、体内からニコチンが完全に抜けると言われています。即ち、離脱症状もここから緩和されていきます。
僕の場合は、3日後は急激に離脱症状が緩和され、吸いたい気持ちが和らぎました。
だから、1日や2日我慢できた人は、3日我慢してみてください。嘘のようですが急激に離脱症状が緩和してきます。
ここで吸ってしまったら、また3日間今まで経験した離脱症状の辛い思いを最初から味わうことになるのですよ。もう辛い思いはしたくないですよね。なんとか、ここの3日間我慢してみましょう。
禁煙1週間後
急激な睡魔や睡眠不足などの症状も改善されてきます。快適な日を送れるようになってきますね。
しかし、まだ吸いたい気持ちがないわけではないので油断は禁物ですよ。
1週間も経つと、離脱症状や禁断症状的なものは無くなってきます。第一関門突破ですね。
禁煙1ヶ月後
禁煙1週間を過ぎると、1ヶ月までは結構すんなりいけました。
まだ、この時期でも吸いたい気持ちがないというと嘘になりますが、かなり軽減されています。
他のことで紛らわすと吸いたい気持ちがどっかに行ってしまいますね。
仕事もタバコに行く時間がなくなり、集中力が増したような気がします。また、今までは、会議が長引くとタバコ吸いたい。タバコ吸いたい。と会議にも集中できないこともありましたが、禁煙してからは、タバコを吸いたいから早く終われとは思わなくなりましたね。
禁煙3ヶ月後
どうしてなのか、1ヶ月までの期間より、この2ヶ月〜3ヶ月の期間が、吸いたい気持ちが増したような気がします。ある意味、第二の勝負どきかもしれません。
でも、我慢できないくらい吸いたい吸いたいとはならなかったため、禁煙を継続しています。
他の方も、2ヶ月〜3ヶ月で吸いたい気持ちが復活することってありましたか?同じような経験をされた方は、情報を共有しませんか?
禁煙4ヶ月後
日常生活で、ほぼほぼタバコのことを考えなくなりました。
タバコなしの生活が普通になってきた時期です。
まだ、タバコを全く吸いたくないか?と聞かれ、「吸いたくない」と言ったら嘘になるけど、吸いたい吸いたいとは思いません。
ヘビースモーカーの僕が、ここまで禁煙できているのは奇跡です。このまま1年行けそうです。
禁煙5ヶ月後
早いもので5ヶ月が経過しました。なんだかあっという間です。
やはり、今もコロナ禍の中、会社の規定で会食が禁止になっています。(2021年1月現在)そのため、お酒の場に参加する機会もなくなりタバコを吸いたくなる環境が一つ減っています。
また、仮に飲食店に行ったとしても分煙が進み、食事の席でタバコを吸うことが禁じられていますので、タバコを吸っている姿を見ることもなくなりました。見ないと思い出しませんからね。
会社では、僕がここまで禁煙できていると、職場の周りからも「どうやってやめたの?」と聞かれることも多くなり、ここに書いている通りに話しています。
上に書いている通り、離脱症状があるのは3日間がピークでした。この話をすると、真剣に聞いてくれて、今までに3名の方が禁煙を開始しました。
僕が言っている通り3日間がピークだったみたいで、みんな休み前に開始しましたね。さぁ、半年に向けて頑張ります。
[adcode]禁煙半年後
禁煙半年が経過しました。吸いたい気持ちが無くなったといえば嘘になりますが、1日過ごしている中で思い出すことがほとんどなくなっています。
会社の仲間も禁煙を頑張っています。折角、ここまで半年間我慢したのだから、継続していきたいと思います。
禁煙1年後
遂に、禁煙1年が経過しました。
1年が経過しても正直、たまに吸いたいと思うことがはあります。ニコチンの威力って凄いですよね?1年も吸っていないのに、未だに完全に忘れることができないのですからね。
でも、タバコのない生活が当たり前になっていますので、吸おうとは思いませんね。逆にタバコを吸っていた時のデメリットの方を考えて舞い戻りたくないと思ってしまいます。
僕が1年も禁煙に成功したので、会社の同僚も禁煙しようとしている人が2名増えそうです。(合計5名)徐々に禁煙仲間を増やしていこうと思っています。
禁煙1年5ヶ月後
禁煙生活も1年を過ぎ1年と4ヶ月になりました。(2022年1月)
会社の喫煙室の前や外でタバコの匂いがすると「臭い」と思えるようになりました。ただ、懐かしい匂いだなとは思いますけどね。
1年目の時に、会社の同僚も2名辞めそうと書かせてもらったのですが、その2名も禁煙を始めました。合計5名の同僚が僕の経験をもとに禁煙を継続中です。
1年で5名ですよ。この方法は実績があると思いませんか?誰も喫煙に戻っていません。
さて、禁煙1年を過ぎても全く吸いたくないか?と聞かれると、吸いたくないということはないです。でも、吸いたいというわけでもないのです。矛盾していますがそんな感じです。
油断すると戻ってしまうかもしれませんね。油断は禁物です。
今思うと喫煙者は大変だなと思います。出かける時もタバコとライターを忘れないように気をつけて、ライターを忘れるとイライラするし、喫煙所を探すのも苦労するし、集中力も1時間持たないですよね。
お金は減るし、健康は損なうし、良いことはないですよね。
だから、戻りたくないという気持ちが強くあります。他の同僚も同じような気持ちですね。
これから禁煙をしたい人へ
僕は、禁煙の時期が良かったのかもしれません。
コロナの影響で会社の規則が改訂され、会食禁止、飲み会禁止、イベントも全て中止になりました。
お酒が入るとタバコが吸いたくなりますが、その飲み会もなければ、タバコを吸っている人を見ることもなく、誘惑がありませんでした。
仮に家族で飲食店に行ったとしても、受動喫煙で喫煙は外で吸うようになりましたね。これまた、喫煙者を見ることがないし、臭いもしません。
禁煙をする人にはもってこいの環境なのではないでしょうか。
まだ、まだ禁煙の環境にあります。今からでも僕と一緒の環境で禁煙できますよ。
禁煙へのアドバイス
禁煙は前述したとおり、体内からニコチンが抜けるのが3日必要なので、最初の3日が勝負です。僕の場合はその3日を乗り切ると、急激に離脱症状が緩和されました。その3日を乗り切る方法を紹介します。(僕の経験談)
禁煙3日を乗り切るコツ
- 3連休を選んで禁煙開始日を設定する
- 3連休中は寝るのみ
- 吸いたくなったら冷たい水を飲む・歯磨きをする
- ガムを食べる、飴をなめる
- イライラしないように、人との接触を避ける
- 外出をしない(自粛)
大半は寝てました。これで3日間を乗り切ったのです。たまたま、月曜が祭日の3連休だったのですが、通常の2連休だったら一番辛い3日目に仕事だったら、吸ってしまっていたかもしれません。
多少なりともタバコを吸っている人との接触があるからですね。臭いもしてきますしね。
禁煙は今がチャンス
コロナが決して良い訳ではありませんが、この時期は、できるだけ3蜜を避けたいところです。
まだまだ、会社では出張、会食、飲み会、イベントが禁止されている企業も多くあります。飲み会がなければ吸ってしまうリスクもかなり低減されるんですよね。
逆に言えば、禁煙開始半年は、お酒の席に参加しないようにした方がいいでしょう。極力、避けてください。
正月休みやゴールデンウィーク、シルバーウィーク、盆休みのような長期休みの間に禁煙を開始してもいいかもしれませんね。
吸いたくなったらこれを実行
吸いたくなることがどうしても訪れます。しかし、吸いたい気持ちは1〜3分で終わります。そのちょっとした時間は以下を実行してみましょう。
- 冷たい水を飲む(かなり効果あり)
- 歯磨きをする(かなり効果あり)
- ガムを噛む
- 飴をなめる
- 深呼吸をする(簡単で効果あり)
- 身体を動かす
まとめ
禁煙して1年5ヶ月が経過しました。(2022年1月)まだまだ継続を頑張りますよ。
絶対に禁煙なんてできないと思っていた僕ができたんだから、皆さんもできると思い、記事にしてみました。タイミングです。禁煙したい人はぜひ、参考にしてみてください。
できますよ!!