パワハラとは「パワーハラスメント」の略で、簡単に言うと権力を使っていじめを行うことです。
上司や先輩たちからパワハラを受けやすい人の特徴をまとめてみました。
パワハラを受けないためにも、パワハラを受けやすい人の特徴を掴んで対策を行いましょう。
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パワハラを受けやすい人の特徴
パワハラを受ける人と全く受けない人がいます。
パワハラを受ける人には特徴がありますので見ていきましょう。
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イエスマンの人
頼まれたらNO!と言えない人はパワハラを受けやすいタイプです。
仕事の依頼も全て引き受けて嫌とは言えない人は、上司もどんどんエスカレートしていきます。
挙句の果てには、仕事がたまり期日までに間に合わず叱られてしまいます。
対処法
上司から仕事の指示を複数受けても「嫌!」とは言えません。
しかし、これなら言えます。
○○の案件が明日までの指示なのですが、どちらを優先させましょうか。
「嫌」「出来ない」「ムリ」と反発すると上司の逆鱗(げきりん)に触れてしまいますので、上司からの指示に否定をしてはいけません。
ハッキリと「NO」と言わず、オブラートに包んで「嫌」と主張して下さい。
もちろん、仕事をこなせるときは指示に従って仕事をして下さい。
しかし、毎回、毎回引き受けると、上司も調子に乗ってエスカレートしますので、本当にムリな時はハッキリと優先順位を確かめて下さい。
モジモジと言わずハッキリと言って下さい。
そうすると、上司も迂闊(うかつ)に頼めなくなります。それは、「あいつに頼んでも本当にムリな時は主張してくるからなー」と考える上司になります。
自分に自信がない人
自分に自信がなく、ミスを恐れてしまう人です。
一度のミスを、またミスしてしまう、失敗してしまうかもしれないと恐れて仕事をするから、また失敗してしまう。
失敗したことで上司に叱られるという、悪循環に陥ります。
また、人の目を気にして、周りからはどんな目で見られているのだろう。全く関係ない話をされているのに「自分のことを言われているのかな」と自意識過剰になる。
そういう人はパワハラのターゲットになりやすい。
対処法
まず、あなたが思うほど、周りはあなたを見ていません。あなたの噂はしていません。過敏に反応する必要はありません。
一番の対処法ですが、あなたが思うほと周りはあなたを見ていないのです。そう感じているだけです。
もっと自信を持って下さい。失敗しても次に失敗しなければいいのです。
失敗した時は、素直に大きい声で謝って下さい。
謝らずに言い訳ばかりする人や、自分は悪くないという態度をしているとパワハラを受けるようにもなります。
失敗した時は謝る。次からしないように対策をとる。
マイペースな人
ひと目を気にせず、集団行動の流れに流されず、常にマイペースな人はパワハラを受けやすいと言えるかもしれません。
突発で回りが急いで仕事している時、気を張り詰めて仕事をしている時に、一人だけマイペースで仕事しているのを回りが見たら「なんでみんな急いで仕事しているのにあの人だけいつもと変わらないペース?」とイラッとされるでしょう。
逆に、今日は大物の仕事を終えて、みんなでホッと気を許す時間ができた時に、「少し早いけどお茶でも飲もうか。一服しようか」って時に「いえ、休憩時間まであと5分ありますので仕事します」と答えたらどうでしょう。
休憩時間5分前に休憩に行くのはルール違反ですが、多少融通がきく職場であれば、多少周りに流されることも大事だと思います。
対処法
「少し早いけどお茶でも飲もうか。一服しようか」と言われた時!
そうだね~大物の仕事片付いたしね。少し早いけど行っちゃいますかー
くらいの気持ちを持つことも大事です。
これは一つの例ですが、集団で仕事をしている職場であれば、みんな気持ちが一丸となれるように努力する必要があると思います。
時間厳守の職場や会社であれば、5分前に休憩に行くことは罰則等を受ける可能性がありますので注意が必要です
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まとめ
パワハラとはあってはならないことです。
人格を否定したり、中傷したり絶対にあってはならないことです。
パワハラをする側の人が絶対的に悪いのですが、受けないためにも防御が必要なのです。
この記事に書いているように、パワハラを受ける人には特徴がありますので、自分に当てはまるところがあれば意識しているだけでも違うはずです。
これから社会に出ていく人、現に働いている人は心がけて下さい。