ドメインて何?と思っている方も多いかと思いますが、ブログを今から始めようとしている方は、基礎知識は身に付けておきましょう。決して、難しいことではありません。
簡単だから覚えていってね
ドメインとは、インターネット上に存在するコンピューターやネットワークを識別するための名前になります。
インターネットの世界では基本になる部分ですので正しく理解しておきましょう。
ドメインとは
郵便物を届けるには、住所が必要です。
ネット上では、あなたがサイトを見ようとしたら、ドメインを元に見つけに行きます。つまり、インターネット上の住所の役割をしているのがドメインなのです。
Yahooのサイトを見たい時は、https://www.yahoo.co.jpへアクセスします。この「yahoo.co.jp」がドメインで住所的なものです、
ドメインとは、この事か!と少しはイメージ出来ましたか?
ドメインとはこんなものか!というのは分かったわ
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
ドメインには色々な種類があります。
トップレベルドメインとは
トップレベルドメインとは「com」「net」「org」「info」「biz」「co.jp」などです。
Mutakkoのブログ「http://mutakko.info/」のトップレベルドメインは「info」になります。
トップレベルドメインには以下の種類があります。
分野別トップレベルドメイン(gTLD)
gTLDとは「Generic Top Level Domain」分野別トップレベルドメインの略です。特に制限がなくどの国からも誰でも登録できます。
gTLDの分野別トップレベルドメインには以下の種類があります。
主な「gTLD」の種類
分野別トップレベルドメインの登録数は以下のようになっています。
やはりcomドメインは桁違いに多いですね。
主な「gTLD」の登録数
単位:千
2017年11月現在の登録数
Mutakkoのブログはinfoですから、6,709,075件の登録数の中の1つになりますね。
以下は、2017年11月までの主なgTLDの登録数推移です。
国コードトップレベルドメイン(ccTLD)
ccTLDは、国コードトップレベルドメインで、各国、地域に割り当てられたドメインです。
基本的にはその国や地域に在住する個人や団体が登録できます。
主な「ccTLD」の種類
255以上の「ccTLD」があります。
属性型JPドメイン名
co.jp(企業)、ac.jp(大学等)など、組織の種別ごとに区別されたドメイン名になり、一つの組織で一つのドメイン名が登録できます。
個人では、この「属性型JPドメインを取得することができません。
主な属性型JPドメインの種類
主な属性型JPドメインの登録数
提供元 2018年3月1日現在 株式会社日本レジストリサービス
co.jpの登録数が群を抜いています。
グラフをクリックすると大きくなります。
ドメインの登録数は年々増加しています。
自社ブランドのドメインの取得率は80%を超えていると言われています。ドメインは完全に早いもの勝ちですので、まだ取得されていない方は取得されることをお薦めします。
サブドメインとは
サブドメインという言葉も聞くことがあるかと思いますが、このサブドメインとは何かを解説致します。
このようにドメインを取得していれば、無数にサブドメインを設定することもできます。(サーバーによってはサブドメインの数を制限されているところもあります)
また。サーバーによってはサブドメインを設定できないところもありますが、 エックスサーバーでは、サブドメインを無制限で設定できます。
ドメインは早いもの勝ちですので取得されていない方は早いほうがいいでしょう。
無料ブログはサブドメイン
はてなブログなどの無料ブログがありますが、そのドメインはサブドメインで利用します。
http://hatenablog.com/
hatenablog.comがドメインですが、はてなブログのユーザーは「http://username.hatenablog.com/」のように「username」というサブドメインを使っています。
多くのユーザーに利用してもらうようにサブドメインを利用しているということです。
はてなブログでブログを開設して、自分のブログが出来た!と、知り合いにURLを教えてもはてなブログが所有するドメインを借りていることになるのです。
無料ブログと有料ブログのメリットデメリットは以下で詳しく紹介しています。
独自ドメインのメリット
独自ドメインのメリットは何と言っても自分のものですから長く一生使えます。
自社名や自社ブランド名でブランド力アップ
自社ブランド名を使えるので集客にも威力を発揮するのです。
先にも書きましたが、自社ブランド名でドメインの取得率は80%を超えているのですから、自分の社名やブランド名を他の人に取られたくないのでしょう。
しかも、1,000人以上の大企業になると、ドメインを6つ以上取得している企業がたくさんあるそうです。
例えば、あなたの社名が「ムタッコ株式会社」だったとします。
その場合「https://mutakko.info/」や「http://mutakko.co.jp/」のドメインを取得してアピールした方が社名とドメインが関連しているので集客に結びつきます。
このように大企業になると、トップレベルドメインを変えていくつもドメインを取得し、自社ブランドのドメインを他に取られない対策を行っているのです。
専用のメールアドレスが作れる
自社独自の専用メールアドレスを作ることができます。会社を設立して売り込みに取り掛かる時に無料のメールアドレスだったらかっこ悪いですよね。
独自ドメインの場合はメールアドレスも独自ドメインで作ることができます。
webmaster@mutakko.info
ピンク部分のwebmasterを好きな名前で登録できます。
社員が多い場合は、ピンク部分を社員名にして、各社員にメールアドレスを付与できます。
ドメインを取得する
ドメインの取得はMutakkoのブログでも紹介していますので、参考にして下さい。
独自ドメインが取得できるサイト
ムームードメイン
名づけてねっと
お名前.com
エックスドメイン
まとめ
ドメインのことは少しお分かりになりましたでしょうか。
ドメインは、世界にたった一つしか存在しません。インターネット上の住所のようなものです。
新しくブログを開設したり、サイトを開設したり、起業をお考えの方はドメインの取得をご検討された方がいいと思います。
今や必須になっているドメインです。取られないうちに早めの取得をお薦めします。